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Tailscaleとは
TailscaleはVPN(仮想プライベートネットワーク)のクラウドサービスといったところでしょうか.
技術的にはWireGuardというVPNプロトコルを利用しているとのこと.
何が凄い
まず,利用するにはGoogle/Microsoftアカウントなどでログインすれば準備OKという手軽さ.
WireGuardの設定などは意識せずに利用できるところがます凄い.
そして,仕組みの部分.基本的にVPNは端末同士がメッシュ接続される.サーバは各端末の情報を収集し接続するための情報を仲介する役割でデータを中継しないので安全.
ファイアウォールを通過する仕組みはなるほどネットワークエンジニアであれば納得.詳細は以下.
UDPが使えない場合用にDERP (Detoured Encrypted Routing Protocol)が準備されていてこれはHTTPで通信が出来るとな.これどんな環境でもすり抜けるのでは.
中継する場合ももちろん暗号化されている,もしピアツーピアに変更出来る場合はDERPが仲介する.
Exit node
特定の端末をExit nodeとして起動することで,ゲートウェイとして動作させることが可能.
IPアドレス制限をしている環境なんかで利用するといい感じ.また,AccessControlesで細かく制御が可能なので安心.
Headscale
Tailscaleが凄いのはそれだけでなく,大部分がOSSという凄さ.そのため,セルフホスト出来る派生版も出ている.
Headscale
https://github.com/juanfont/headscale
GUIは無いもののクライアントはTailscaleのものを利用して普通に利用できる. >> また詳細は別記事で.
Netmaker
https://github.com/gravitl/netmaker?tab=readme-ov-file
こんなものも出ていました.headscaleよりは扱いやすいのかも.
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